Seminar Contest Grand Prix 2017 is Over


ほめる英語トレーナーの松田佳奈です。

この肩書を声に出すと、セミナーコンテストの思い出がぶわっとよみがえります。

正直、グランプリが終わってからはあまりセミコンのこと考えたくないな、と思ってました。しばらく距離を置こうかなと。
でもやっぱりFacebookを見てしまうし、色んな方からメッセージをいただくし、なかなか心がセミコンから離れられず。
グランプリ前日の代表決定戦から、まだ1週間だなんて信じられない!それほど、終わってからもセミコン漬けの1週間でした。

代表決定戦では優勝させていただき、そのときは今までで一番いいセミナーができたな~と自分でも思いました。周りの方からもそう言われて本当にうれしかったです。

代表決定戦の結果発表のあとの記念撮影。

翌日のグランプリは、ロームシアター京都で700名の前でのセミナー発表。
前日に決まったものだから、あまり心の準備が追いつかないままリハーサル。
やっぱり緊張が高まります。

オープニング映像でのこの画像!
地方大会を勝ち抜いた120名ほど(だったかな?)の中から選ばれた7名の出場者の中に自分が入ってるんだ…と気分が上がりました。
終わった後にデイビッドは、「真ん中にずっとカナが映ってて、太陽みたいだったよ~♪」と言ってくれました。さすがホメキング。

セミナー発表は2番手で、優勝者枠の中ではトップバッター。
順番が早いのはちょっと不利、と言われる中、なぜか私はブロック大会、代表決定戦、そしてグランプリと、ほぼトップバッターのクジを引いてしまいます。
あちゃー、と思いましたが仕方ない、と腹をくくって登壇。

これまでに経験したことのない大きさの会場なので、とにかくいつもより声が届くよう、大きな動きで、を心がけて発表しました。
あまり覚えてないのですが、皆さんの笑い声が聞こえたり英語のワークも大きな声を出してくださるうちに途中からは大舞台のプレッシャーはあまり感じず、自分の思いを言葉に乗せて話せていたように思います。今までで一番、自分らしい最高のセミナーができました。

かんばやしちあきさん 撮影)

だからこそ入賞すらできなかった結果は本当に悔しくて。
大人になってここまで泣くか!っていうくらい、本当にマスカラが落ちるほど色んな人の前で泣きました。
デイビッドの前以外でこんなに人前で泣いたのは初めてで、私の心のブロックが外れたのかな、と思います。それはとても貴重な経験でした。

終わってからも本当に色々な方が声をかけてくださり、私の中では1番だったのよ、一番心に響いたよ、英語苦手だけど外国人に話しかけたくなった!など、見ず知らずの私に想いを伝えてくださって、ありがたくてしょうがなかったです。グランプリまで出場できた甲斐があったなと心から思いました。大勢の前で自分の言葉で話すと、こんなにも反応が返ってくるんだ!と。

かんばやしちあきさん 撮影)

そして今週、グランプリ後の大学での授業。
実は前の週に時間が余ったとき、学生たちの前で10分セミナーを発表してフィードバックシートを書いてもらっていました。

「プレゼンってこうするんだと参考になりました!」「先生のセミナーおもしろい!感動!」「バイト先で使ってみたくなった」といった中にも、「旦那イケメン」「妹そっくり」とか色んな感想があって面白かったのですが、「あえて言うなら、授業の時みたいな先生の優しい口調が出るともっといいです」「ちょっと固い感じがしたので授業の時みたいに!」といった本当にためになるアドバイスがたくさんあって、本番でそれを活かすことができたのです。

そのお礼を兼ねて、学生たちにグランプリに出場できたことを報告したとき、全員がわーーっと拍手してくれました。

後期最後の授業だったこともあり、私は初めて学生の前で泣いてしまいました。

大学の授業で学生の前で泣くなんて、私にとってはありえないことなんです。

はっきりいって大学生はあまり好きではありませんでした。中にはかわいい学生もいますが、ほとんどが単位のために英語の授業を受けています。(私も学生時代はそうだったけど)
何度注意してもスマートフォンを触り続ける、内職する、欠席し続けたあげく「レポート出すから単位ください」というどあつかましいことを平気で言ってくる、など、私がどんなに飽きない授業を工夫しても、教えていてむなしさが残ることが多かったのです。

でも私の10分セミナーを通して、ぐん!と学生との距離が縮まった気がしました。
あのセミナーには私の人生や思いがたくさんつまっています。
開いた私を見て、学生たちも心を開いてくれたんだなあと思います。

そんな10分セミナーを作れたことは私にとって最大のギフトです。
グランプリの結果とかどうでもいいな!ってちょっと思えるまで回復しました。
私の自己紹介代わりにもなるこの素敵なセミナーは、自分だけでは作れませんでした。
支えてくださったすべての方に感謝します。

かんばやしちあきさん 撮影)

会場でのデイビット&後ろにうっすらと立石先生。
この2人なくして今の私はありません。

「ほめる英語で海外の方を笑顔にして、日本の魅力をもっともっと伝えていきましょう!」

心からそう思います。

Smile and enjoy communication with complement English!!

Thank you very much to all of you who supported me.

ほめる英語トレーナーの松田佳奈でした♡

Kana