Tips for Using English 1


こんにちは!
パインズイングリッシュスクール大谷校代表、ほめる英語トレーナーの松田佳奈です。

ちなみに「パインズ」という名前は私の苗字「松田」の「松」=pineから名付けました。
(たまに「なんでパインズなの?」と聞かれるので)
ズ、と複数形のsが付いているのは、妹と一緒に始めたからです。
今は名前はそのままで(私は住所の「大谷校」をつけて)、お互い別の場所で教室をしています♡

妹の教室はコチラ
(まだ私のプロフがそのまま残ってますが…)

さて、

使える英語を身につけるコツ① – Tips for Using English 1

と題して今日から不定期連載します!

英語で悩むすべての方、英語を使えるようになりたいすべての方にお届けしたいなあという気持ちで、
私のこれまでの経験を出し切りますね。

「なぜ日本人は英語が苦手なんだろう?」

この疑問は自分自身を振り返っても教える仕事を通しても、常に向き合わざるを得ないテーマでした。
特にイギリス留学時は、他のアジアからの留学生たちは同じ条件のもとペラリペラリと英語をあやつっているのに、日本人の私たちはどうも遅れを取っている。特にスピーキングで。

とても疑問でした。
そんな疑問を大学院での修士論文のテーマに選び、まとめたのがこの4点の要因。

1.音声面の違い
2.
リズムの違い
3.
文法的な違い
4.
文化的な違い

今日はこの中から1&2に迫ってみます。

私の授業やセミナーでも、オリエンテーションや冒頭部分でまずここを知ってもらうと、
「あ~だから私たちってば国際社会で英語に遅れを取ってるんだな」と納得しながら、英語のみならず日本語のことも客観的に見ることができます。
必要以上に英語にビビらず、ましてや熱くなりすぎず、地に足をつけて英語をやってみようって思えるようになります。

ではさっそく。

ちょっと専門的な話になりますが、すぐ終わりますのでww

こうして見てもわかるように、日本語って音の最小単位(音素)が英語に比べてとっても少ない言語なんです。それに比べて英語は17倍もあります。

確かに英語の音って、日本語にはない、唇を突き出したり(R, Wなど)、歯と摩擦させたり(f, vなど)、はたまた喉の奥からへんな音出したり(gとか)、特に思春期にはそんな口の動き絶対したくないんですけど!…って抵抗感バリバリの音が多いですよね。
でも抵抗感は最初だけ。慣れるとそこまで口を動かさなくても、こうした音は出せます。

ただ、どうやって音を出すか?というポイントだけでも知っていることはとても大事。
こんな練習も授業やセミナーでは必ず入れます。口の体操みたいで楽しいですよ♡

そんなわけで、歴史的&文化的に見て日本語は「書き言葉」に特化した言葉だということがわかります。
デイビッドも「(英語話者にとって)日本語の発音はとてもカンタン。でも読み書きが難しい!!」とよく言ってるのは納得です。

そして発音以上に大切なのが、リズム。

日本語は必ず「子音+母音」で音が作られるのに対して、
英語は強弱(リズム)があります。「子音+子音」という組み合わせも多数。

たとえばStrikeという単語。子音が続いてますよね。
発音するときに母音を入れてしまうと日本語の「ス・ト・ラ・イ・ク」になってとたんにリズムが崩れます。

英語を聞いてて「早っ!文字を見てても思ってる音と違う!」って耳がついていけなくなるのはこのせいです。

私の経験からも、英語を通じさせるにはきれいな発音よりも、このリズムがとても大切。
辞書を引くときは、単語の意味と共にアクセントがどこにあるか?もぜひチェックしてみてください。

洋楽好きな人はぜひお気に入りの曲で練習を。
洋画好きな人はお気に入りのセリフを真似するのもおすすめです。

ちなみに私は、映画「逃亡者(原題:The Fugitive)」の中で犯人を追う役のトミー・リー・ジョーンズの言い回しがかっこいー!としびれて、真似してるうちにうまくなり、リズムのみならず言い回しも体で覚えて一石二鳥でした。

そのセリフは確かこんな感じ。

“The fugitive’s name is Dr. Richard Kimble… Go get him!”
「容疑者の名前は、医師のリチャード・キンブル…奴を捕まえろ!」

なんてことないセリフなのですが、すごく惹かれたのを覚えてます。役者さんの力ですね。

最近は映画館で吹替も多いですが、英語の勉強にはぜひ字幕で映画を観てください。
たまに吹替しかやってないこともありますよね~、、和歌山だけ?

世界観や俳優さんの演技を味わうにも、字幕が一番なのに!!

昔は映画館で吹替版とかあったっけ?字幕しかなかったような、、
と昭和に思いを馳せつつ、今日はこのへんで♡

Kana

【3/12(日)英語で茶道 in 和歌山城イベント】の詳細はコチラ☆