My English Learning History 2


Part 1 からの続き。

写真は、中学の入学式です。隣の母はこのとき33歳くらい。ぎゃ。
この母校ももうすぐ小中一貫校になるとか…場所も変わるので少し寂しい。

中学での英語の勉強は思ったものと違ったけれど、それなりに楽しく続けていました。この時期も英会話スクールには通わず、学校の勉強用の塾や家庭教師から学んでいたと思います。

中学時代は友達のお姉さんに洋楽のPVを見せてもらったりして、80年代の洋楽にハマりました。USA for Africa の ”We are the World” にかっこいい!と衝撃を受け、ビリー・ジョエルのカセットを聴きながら歌詞をカタカナ書きして何とか覚えようとしたり。自己流のディクテーションですね。

これって使える英語には大切な要素なのです。今もスクールの生徒や大学生たちに教えるとき、「ディクテーションは、英語がわからなくても自分の耳で聞こえたカタカナでもいいから書いてみて!!」と何度も言います。
(何度も言わないと、間違えたくない!完璧に書かなくちゃ!と思いがちな日本人は、わからない部分を空白にしてスルーしがちなので)

自分の耳で聞こえたカタカナと、実際の英語を比べて初めて、「ああ、自分はこの単語がこう聞こえるんだ、、思ってた音と違う!」と気づきます。この「気づき」が大事で、気づいたとたんその単語の意味と音が体にストンと入っていくのです。1回では無理でも、何度か繰り返すうちに英語独特のリズムや発音が自然と身につきます。

④高校時代
進学校なので、男子もちゃんと勉強する子が集まっていてびびりました。
(中学時代、一部を除いて男子はあまり勉強をしないのが普通だったので。。)
高1の時の担任は英語の先生だったのですが、授業がちんぷんかんぷん!そしてつまらない。
授業が進むのも早いし、文法は複雑になるし、長文読解は多いし、英語が楽しいと思えなくなるのと並行して、成績はどんどん落ちてきました。

中学では英語が得意だったはずなのに、そして英語は好きなのに、なぜ!

こんなジレンマを抱えつつも、英語の塾に通って文法はそこそこついていけるようになりました。
この時期は科目としての英語より国語の方が得意で好きだったのですが、迷いつつも英語の文化への興味を捨てきれず、東京女子大学の英米文学科に進学することになります。

英語が好きな高校生に陥りがちな失敗、それはたいして英米文学に興味がないのに、「英語」がつくというだけで英米文学科を選んでしまうということ。

思った以上にガッツリ文学を勉強させられます。しかし何事も経験になり無駄なことはない!!と振り返って思います。

そんな大学時代は Part 3 へと続く。

Kana