おもてなし英会話セミナーin新宮の思い出


いよいよ師走に突入しましたね……

今年は2月にデイビッドとのコラボセミナーin大阪、そして8~10月は和歌山県新宮市でおもてなし英会話セミナー、と授業外でたくさんセミナーを担当しました。少し時間が経ちましたが、新宮でのセミナーの様子を記しておきます。

大阪セミナーのレポを見てくださった新宮商工会議所さまからお声かけいただき、1ヶ月に1回の連続セミナーということで初回はかなり緊張。
新宮市は同じ和歌山県内でも3時間はかかる場所なので、まず「遠いな….」「遅れたらどうしよう」「夜のセミナーだから泊まりだし」「ビジネスホテルにひとりで泊まるの苦手!!」と久々に不安マックスで、8月&9月は夏休み中のデイビッドについて来てもらいました。

ド緊張の初回の始まり

でも1回目で私の不安は払しょくされ、「お引き受けしてよかった」と心から思いました。
参加者の皆さんの熱心さと親しみやすさ、懇親会の楽しさ、そして何より新宮に来てくれる観光客の方たちに楽しんでもらいたい!というホスピタリティの気持ちをビシビシ感じたからです。新宮からパワーをもらったのかもしれません。

懇親会で誰よりも盛り上がるデイビッド

以前に、何人かの同級生が仕事で新宮に転勤になったことがありました。
最初は「遠いしやだな」と思っていても離れがたくなるのが新宮、とその友人たちが口をそろえて話していたのをふと思い出しました。

紀伊半島の南端に位置する新宮市。深い森と熊野川、そして美しい海に囲まれた自然豊かな土地ながらも、新宮市はお店もたくさんあってとても便利。昔から海洋事業が盛んで、新宮に住む人たちの目線は東京、そして世界に広がっていたと聞いたこともあります。
どうりで和歌山市とぜんぜん違うバイタリティーを感じます。ことばも関西弁とは少し違う、東京に近いアクセントなのも不思議な感じがしました。

9月の二次会のスナックにて。河島英五を熱唱中…

さて肝心のセミナーの内容ですが、
正直、3回だけではなかなか本当の意味での英語力を伸ばすことは難しいので、私の役割はもちろんおもてなし英語表現を教えることは前提に、英語を話すブロックをなくす&英語を学び続けたいと思える気持ちになってもらうことを第一にセミナーを組み立てました。

知らない単語を相手にわかってもらうためのGuessing gameは毎回大盛り上がり。
もちろん「ほめる英語」で相手をよく見る&いいところを英語にする練習も欠かせません。
ちょっとハードルを上げて中級編では音読とシャドーイングに挑戦。むずかしい~との声も多かったのですが、語学学習では声を出さずして伸びることはないので、あえてチャレンジしてもらいました。
総集編では事前のアンケートをもとに「こんな表現を知りたい」をまとめて練習しました。

ほめる英語はマストで練習!

毎回時間が押し気味で、講師としては「ここをもっとこうすれば…」と振り返っていろいろ反省もありますが、それは今後のセミナーに活かしたいと思います。新宮の皆さんのおかげで、私自身もとても貴重な経験ができました。

最終回の10月は大学の授業がスタートしていたので、午前中に大学で2コマ教えたあとに特急くろしおに飛び乗り、夜7時から2時間セミナー、そして懇親会、さらに二次会のラーメン(おいしかった!)と、久々にティーチングトライアスロンな1日でさすがに後半はめまいを感じましたが、自分の限界を知る機会にもなりよかったです。

夢にまで見るおいしさ

次は完全にレジャーで訪れて新宮を満喫したい….!
本当にいつまでも心に残る、素敵な場所です。新宮の皆さんありがとうございました。

Kana