こんにちは。
暑すぎてますます引きこもりになりがちな今年の夏です。
とはいえ仕事があるので大学に行かなければならない。(通勤の車ですでに体力が奪われる…)
今期は例年の倍ほどの授業を担当することになり(週5コマ)、ありがたいと思いつつもスクールとの両立がチャレンジングな日々でした。
その大学の前期授業も、気づけば最後の試験を残すのみ。少し、いやかなりホッとしています。
とあるクラスでは、思い切ってテキスト2割、私の説明も2割、あとの6割は学生に主体的に活動してもらうような内容で進めてみたところ、最後の課題発表ではみんなの成長が目覚ましくてちょっと感動しました。
もちろんやる気のない子もいましたが、全員が前期の最初よりいい発表ができるようになっていた。
数人の学生から「なんか英語が自然に出てくるようになったんスよ!」などの言葉ももらって、今までにない手ごたえも感じた。
やはり教師は facilitator(引き出す人)であるべきなんだな、ということをあらためて確認できた気がする。
そしてかつて私の指導教官からもらった「クラス全員にわからせようとしなくともよい。その中の2人程度が理解したり心に何か響いたりしていれば、それで十分」という言葉を思い出して、折れそうな心を励ましていた。
その前期が!もうすぐ終わる~!!
というわけで、やっと余裕ができそうなのでオンラインサマーセミナーを企画しました。
大学の成績評価が終わって完全開放される週末に設定しました笑
■開催スケジュール
2024年8月25日(日)
午前10:30-12:30(質疑応答含む・120分)
■開催方法
Zoomによるオンライン
■参加費
4,400円(税込)
(1週間のアーカイブあり)
大学のクラスでもスクールでも、基本は読んで自分の意見を書いて発表する(できれば暗記する)を実行しています。
なぜなら、(単に読み上げるだけではなく)自分のことを外国語で暗記することが、その言語をぐっと自分に引き寄せてくれるから。
いざという場面で口から出やすくなって、自分の言葉になっていきます。
単語や文法をなんとなく知っていても、使わないとルールを知っているだけになってしまう。それはとってももったいない。
水泳や自動車の運転も、ルールを知っているだけで泳げたり運転できたりするわけではない。
ルールはもちろん大事だけれど、実際に頭と体を動かす実技で使ってはじめて身につくもの。英語も同じ。
場数をこなすという意味においても、私のこれまでの経験からも、「書いて発表」はとても効果があります。
そしてうれしいおまけとして、書いたことは実現しやすいと言われています。
書くことで脳がゆっくりとそのことについて考える→思考が深まる→さらに英語にするためにシンプルに考える→記憶に残り行動しやすくなる、というメカニズムなのかな?と個人的に思ってます。
私が学生向けに録画した2分程度の発表サンプル動画↓をアップするので、よかったら参考にしてみてください。
中学レベルの簡単な英語で作りましたが、作る過程でものすごくたくさんのことを削りました。
結果、自分にとってもわかりやすくなり「ああ、私は今こういうことが好きで目指しているんだな~」と気づくチャンスにもなりました。
いろんな意味で作ってよかった。
立派なことを書く必要はなく、他の人の意見も関係なく、「素直に心からやりたいこと」を自分に問いかけて書くのがポイントです。
今回の講座内で暗記はできなくとも、言える範囲(1文ずつなど)で原稿に頼らず発表することも目指しましょう。
大学やスクールでは、その場にいる全員が「参加感」を感じられるように、声掛けや励ましなど、ファシリテーターとして常に心をくだいています。(だからクラスが終わった後はどっと疲れるのですが…)
英語教育現場でのファシリテーター歴は長い私。
それゆえに安全で安心して参加できる場を作りますので、どうぞお気軽にご参加ください。
参加される方の想定外の学びや気づきへ深めていく講座にしたいと思っています。
つい長くなってしまいましたが、最後に私からのメッセージ↓です。
ちょっと気になる方、ぜひ8/25(日)は空けておいてください。またはアーカイブもお送りできますのでお好きな時間にどうぞ。
アーカイブ参加の方は、後日(1週間以内くらいに)英文を送ってもらえたら添削します。
お申し込みは、Googleフォームまたはお問い合わせフォームから。
事前のご質問も大歓迎です!
Looking forward to facilitating you on the summer seminar.
Kana