新人さん向け英語研修 in Hiroshima


3月から続く(私にしては)怒涛の大移動も、ここ広島でようやくひと段落。

しかし今回はお仕事メインです。
広島の宮島にあるホテルで新人研修。昨年に引き続き、一日英語研修を担当しました。

前回はあわただしすぎて目の前にある厳島神社を回れなかったので、今回は早めの時間に前乗りしてフェリーでGo!

海に浮かぶ美しい鳥居(the gate of the shrine)

フェリーでは外国からの観光客の方が多いのでは?と思うほど、さまざまな言語がとびかっています。もちろんホテルにも外国人ゲストがたくさん。印象的には、広島はヨーロッパからのお客様が多いかも。

奈良のシカと違ってグイグイ来ないおとなしめの宮島のシカさん。かわいかった。

そして次の日の英語研修。

緊張の面持ちの新人さん6名です。9時~5時近くまでの研修が続く日々でかなりハードなので、英語研修は少し気持ちをゆるめつつ、英語をたくさん使えるアクティビティを用意しました。

ざっと、こんな感じ。

<午前の部>

①ウォームアップ:講師紹介(日本語&英語)→受講生紹介(日本語&英語)→英語と日本語の違い→発音&リズム練習

②中学英語の総復習:英語で5行エッセイを書いて文法を見直す

③現場で使う表現を学ぶ:日本語で書く→英語で書いてみる→発表する→講師による添削

④英語がうまくなるコツ:間違いをおそれないマインド作り→簡単なほめる英語フレーズで英語に親しむ

最初はとにかく受講生をリラックスさせるため「間違ってもいいよー」を繰り返す。

日本語と英語の両方で、今日のゴール(なるべく具体的に)を作成。
それぞれの椅子の後ろに貼って、時々思い出してもらいます。

英語しりとり(たのしい)からの、エッセイ作成。ここで文法のおさらいも。
このあたりから笑顔も増えてリラックスしてきた受講生たち。積極的に質問もしてくれて、いい感じ!

<午後の部>

⑤接客英語の注意点と基本表現を学ぶ(スラングは使わない、うまく話そうとしない、笑顔でゆっくり大きな声、など)

⑥レストラン用語集を作る(知っておくと便利な単語を覚えて、ペアチェック)

⑦接客英語の電話会話を穴埋め→音読→シャドーイング

ペアワークで出した答えを協力して書く受講生たち。午後になるとチームワーク感も出てきました。

暗記タイムからのペアチェック。タイマーを持つ私にプレッシャーをかけられながらも、楽しそう。限られた時間でどれだけできるか?を競うと、けっこう大人でも燃えますよね!

 

一日研修って、受講生も教える方も体力がいるし疲れます。でも、今回はほんとに楽しくて昨年以上にあっというまでした。

私自身、教えながら「笑顔」「大きな声」を意識したからか、研修室全体がとてもいい雰囲気に包まれてお互いのコミュニケーションがうまく図れた気がします。これって英語を話すときにも意識すると、ぐっと伝わりやすくなります。

最初「ちょっと笑顔が少ないし、やる気なさそう…」と思ってた受講生のひとりも、研修が進むにつれて表情が明るくなってきて、休憩時間は「先生の筆箱かわいい~」、研修が終わった後も「この英語のテキスト見てもいいですか?」など、誰よりも積極的に話しかけてきてくれて、すごくうれしかったです。

やっぱり英語って話せば話すほど、日本語のコミュニケーション力アップにもつながりますね。もっと研修したいなー!と思えるいい経験になりました。

最後は合流したデイビッドとお好み焼きでシメ。初めてヘラで食べました。

 

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Kana