Tips for Using English 2


昨日やっと最後の大学の成績提出が終わり、晴れて私も春休みに突入!
とはいえ自分のスクールのレッスンはあるけれど、しばらく大学に行かなくてもいい解放感はハンパない。

そんなわけでさっそく不定期連載の更新です♡

使える英語を身につけるコツ② – Tips for Using English 2

前回(コツ①)は発音&リズム面のコツをお伝えしましたが、書き忘れがひとつありました。

それは、

「心を込めて大きな声で発音する!」

日本人の英語が通じにくい理由のひとつに「(自信のなさゆえに)声が小さい」というものがあります。

私もかつてそうだったのでよくわかります。
伝えたい気持ちと声の大きさ(日本語の3倍くらい大きめに)をちょっと意識するだけで、英語がグンと通じやすくなりますよ。お試しください。

さて本日のコツ②は文法面から攻めてみましょう。

「文法」って聞いただけで、げっ、と拒否反応が出たでしょうか?逆に、文法なら受験で散々やったからまあまあ得意?

どちらにしても文法って極端に走りがちなんです。めっちゃ嫌いか、知り過ぎているか。
どちらも「通じる英語」にとってはやっかいなものです。

英語と日本語の決定的な文法の違いを見てみますと、、

英語の文法はとってもシンプル。「誰が(何が)」の主語をまず最初に持ってくる。そして動詞。それ以外のものが後ろにくる。基本はこれだけで、十分会話ができます。

たとえば「ほめる英語」のひとつ、”I like your + 名詞”(あなたの~いいですね、好きだわー)を例にとってみるとこんな感じ。

I like your ring.
I like your smile.

さらに “You look + 形容詞” (あなたは~ですね、~に見えますね)だと、

You look nice.
You look wonderful.

語順は使ううちに慣れてきます。慣れたら別の動詞を使ったり、これらの基本以外の文法(中学レベルで十分)を入れてみてください。まずは間違ってもいいからシンプルに使ってみること。

文法は知っていると便利だけれど、知識ばかり増えても使えないと意味がありません。
こうした人たちを、かつての自分も含め、大学生、スクールの大人の生徒さんたち、とたくさん見てきました。

受験勉強を勝ち抜いてきたり、学歴が高い人に限ってスムーズに英語が出てきません。(これって合ってる?ヘンな英語じゃない?a をつけるんだっけ?the だっけ?s つけるの?など細かいことが気になって話が進まない→かつての私)
でもいったん話し慣れたり、心のブロックが外れる(間違えてもいい!と開き直れる)と、この方たちの伸び方はすごいです。元がありますから。

逆に中学で英語に挫折して、文法なんてまったく覚えてないよ!という方たち。
大丈夫です。中学レベルの文法はちょっと復習すれば思い出すもの。あとは使ってみるだけ。

その使うまでがなかなか難しいのよ…と思いますよね。

次回は、日本人が英語が苦手な最大の理由「文化的な違い」に迫ってみます。
この視点からのアプローチが一番効果的だと思います。

留学経験だけでなく、苦労の多い(でも楽しい)国際結婚のおかげで発見したコツをご紹介しますね。
おたのしみに☆

Kana