【最近のお気に入り】骨董のお皿の世界にはまりそう


最近のお気に入りアイテムは、ネットで買った江戸末期~明治初期の器たち。

夫のデイビッドがよく見る和服のサイトに骨とう品がアップされていたり、私もたまたまBaseというネットサイトで見て「骨とう品、意外とリーズナブルだな。しかもかわいい」と気になっていたこともあり、二人でサイトを見ていただけなのに気づいたら買っていました!
(小皿で3,000円前後という手の届きやすさ)

豆皿から大きいお皿まで、思い切ってけっこうな量を買って今まで使ってなかった食器類と入れ替えてみたところ、気持ち的にも戸棚的にもすっきりして大正解だった。

それだけではなく、使うたびにちょっと気持ちが上がってわくわくします。

デラックスケーキのレトロ感に合う
この角皿は串のあるものにぴったり

まず「このお皿を昔の人たちが使ってたんだなあ」「どんな風に使ってたんだろう?」と自然と歴史に思いを馳せるのも楽しい。
坂本龍馬(好き)も使ってたかな?など妄想が止まらない。
普通のお皿ではありえない時間。

そして手書きで丁寧に描かれた絵も可愛い。古伊万里のお皿はカラフルでいろいろな動物や果物(リスや葡萄など)が独特なタッチで描かれていて、モダンなお皿にはない深みがあります。

小さなお菓子やチョコレートを豆皿に入れるだけで高級で丁寧な気分になったり、ドミノピザを大きな古伊万里のお皿に盛るだけでおしゃれになる!(気がする)

ある日の朝食
デイビッドの好きなドミノピザ

「次はどんな料理を乗せようかな?」と想像する時間も含めて最近のお気に入りです。

何より、器を大事に扱うようになりました。
今までざっと水につけて一気に食洗器で洗っていたのが、使ったらすぐに手で洗ってふせて何なら拭いて戸棚に戻すように。

いつまでも洗い物を置きっぱなしなデイビッドも速攻で洗ってくれます。
これは予想外でうれしい!!

オールマイティな豆皿

私が好きな向田邦子さんも骨董好きで、数々のエッセイや本でも紹介されていたのを見てずっと憧れていました。

ミュージアムピース(美術館にあってもおかしくない希少なもの)と鑑定されるような食器でも、おばんざいを乗せたり、灰皿に使ったり(!)と、日常でさりげなく使う向田さんの生活が素敵だなあと思っていたので、人生で初めて骨董品を使ってみてなんだか少し彼女の生活に近づいた気がしてひそかにうれしい。(値段はぜんぜん違いますが…)

そして丁寧で自分らしい暮らしが、少しわかったような気もします。
時間に追われて余裕がなかった数年前と比べて、気持ちにゆとりが出てきたのかも。

この骨董をきっかけに、自分の生活を見直せるといいな!
思い切って買ってほんとよかった。

しかし洋食系の料理が多い我が家なので、ドーンと和食系に使いたい欲が止まらない。
早くおせちとか盛りたいなーと、季節は春だというのにすでにお正月が待ち遠しい。

Kana


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