『ほめ英語入門』出版記念パーティーのあれこれ


和歌山にしては珍しく朝から雪が舞い散る寒い日でしたが、12/18に出版記念パーティが無事に開催されました!

今年の4月(まだ本を執筆中)に和歌山大学の講師仲間(a.k.a.淑女の会)でアフタヌーンティーをしたとき、「あ。こんな素敵な場所で出版記念パーティができたら最高」とふと口にしたことがきっかけで実現したパーティ。

お世話になった方たちや本を買ってくださった方たちに楽しんでもらいたい!お礼をお伝えしたい!!と思って11月から(やっと)企画したものの、日が近づくにつれてプレッシャーが押し寄せる。

とにかく自分が主役になることが苦手なので「なんでパーティしたいとか言ってしまったんや?」と私の悪い癖で後悔したことも正直あった。

右からスタッフのよしえさん、りつさん、みきさん、私、そして妹チカも。Thanks a lot!!

でも愛のある素敵なチラシをさくっと作ってくださったよしえさん、あらゆる面でサポートしてくださったみきさん、さらに私の思いをプロデュースして形にしてくれた上に、司会という大役まで務めてくださったりつさんという、強力な和大淑女の会メンバーに背中を押されて、本当に温かいパーティになった。

そして何よりも来てくださった家族、友人知人、恩師、そして元生徒たちに感謝しかない。

ほめ英語セミナー、アリーナ席で恩師に見つめられて緊張

そして皆さんからの自己紹介を兼ねた私への言葉もうれしくて目頭が熱くなる場面もあったが、トップバッターだった両親からの言葉は辛口すぎて(別の意味で)泣きそうになった。

「いつまでも反抗期」
「とにかく頑固」
「石橋を叩いて壊して渡らない子」

などのネガティブパワーフレーズがこれでもかと飛び出す。
自己紹介は30秒程度だとお願いされているのに、3分くらいは話してた。(体感)

パーティ中のこのときだけは「え?何この時間?」って思ってしまうほどディスられようだったが、これが私の育った家族のコミュニケーションだった。基本ほめない。ダメなところにフォーカスして辛口のコミュニケーションを楽しむ。

私はこれが昔から苦手だったし、それなりに対応してきたけど今もやっぱりなじめない。
毒舌漫才は大好きだけど、家庭内でのコミュニケーションがずっとこれだとキツい。

両親からのディス強めスピーチを聞きながら「あ、だから私は『ほめ英語』の良さに気づいてみんなに知ってほしかったんだ」とあらためて本を作った意義を感じさせられた。(そういう意味ではよかった)

乾杯はお酒ではなくアイスジャスミンティー

夫のデイビッドのように、ほめの社会や文化で育つと当たり前すぎてその効果に気づきにくい。私は私が育った環境が真逆だったからこそ、「ほめ英語」とその文化をたくさんの人に知ってほしいと思ったのだ。

そして参加者の一人の方(初対面のYさん)からは、

お父さんやお母さんのスピーチを聞いていて、なんだか、私の過去を話されているような感覚になりました。「石橋を叩いて渡らない」私もそうだったので。だからきっと佳奈さんのパーティに無意識に引き込まれたのかも…

というメッセージをパーティ後にいただいて、とても救われた。Yさんありがとう!
彼女の言葉で私のモヤモヤは完全に昇華されました。

さらに司会のりつさんからは、両親のスピーチが終わるや否や「『頑固』って、ペップトークで言い換えると『意志が強い』ってことなんですよお~♪」と絶妙なフォローが入った。ペップトーク(アメリカ発祥のやる気を引き出す話術)の講師でもある彼女は、ちょっとした言葉の言い換えや自然な励ましが本当にうまい。
ペップは「ほめ英語」とも親和性が高いので、また二人で何か企画したいなあ。

そんなこんながありつつも、素敵な場所(緑風舎)でのアフタヌーンティーは美しく、ふわふわとした多幸感に包まれた時間だった。

スイーツだけでなくセイヴォリー(塩気のもの)もおいしい

そして一人ひとりに降りてきた「ほめ英語」をサインと共に書く時間は、思った以上に至福だった。
やっぱり人のいいところを見つけて言葉にするっていいな。

本をお持ちで私に会う機会のある方は、ぜひお知らせください。喜んで「ほめ英語」&サインを書かせていただきます!

妹チカとその夫へのほめ英語&サイン

パーティでの最後のあいさつでも話したのだけれど、外国語学習において、ネイティブのように話せることが一番重要ではない。英語を学ぶ過程で文化の違いを知って自分の考えがアップデートされていくことが、外国語を学ぶ醍醐味だ。

たとえば私は自由で対等な文化を感じさせる英語のおかげで、自分で自分を縛っていたルールから自由になれたと感じている。

You are all amazing!!

本の帯に書かれている「世界初!シアワセになれる英語本」は言い過ぎではなく、自分を振り返って本当にそんな本になっていると思う。

皆さんもぜひ『ほめ英語入門』をきっかけに自分(まずここ)や他の人のいいところに目を向けて言葉にしてみてほしい。少しずつでも、きっと人生が豊かになるはず。

マスクを外し忘れたデイビッドさん

たくさんの人に読んでいただきたいので、慣れないプロモーションもがんばりたい。協力してくださった出版社さんのためにも、ひとりでも多くの英語学習者がハッピーになるためにも!

もしよかったら、amazonレビューのご投稿やSNSでのシェアをしていただけますとめちゃくちゃうれしいです。ぜひともよろしくお願いします。

Kana

プロモーションぽい写真

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