書いたものが同時に形になった日


2019年に宣伝会議の編集ライター養成講座で最優秀賞をいただいた卒業制作が、昨日アドタイ(AdverTimes.)にアップされました。

なぜ私たちは英語を学ぶのか?~翻訳家・エッセイストの村井理子氏に聴く、英語学習と翻訳の関係~

卒業制作の顛末を書いたブログはこちら

上のブログにも書いたとおり、最優秀作品は雑誌「編集会議」に掲載されるはずが、コロナの影響もあってか雑誌が休刊して掲載が不透明に。

もうこのまま日の目をみることはないのだろうか…と半ばあきらめていた。

でもお忙しい中を1時間超えのインタビューに無償で応じてくださった翻訳者の村井理子さんにも申し訳ないなあと思ったり、英語教育と村井さんへの愛とリスペクトを込めて書いて、せっかく評価もいただいた文章が読まれないのももったいない!

そこで加筆修正したものを今年3月刊行の研究紀要(EVERGREEN第10号)に「英語教育にまつわるエッセイ」として寄稿していました。(これは宣伝会議の方にもお伝えしていて、先方も掲載見込みが立たず申し訳ないのでそれはご自由にというスタンスだった)

ところが今年の2月になってWebのアドタイに掲載が決定しましたー!いうことで、あれよあれよという間に公開されることに。YES!!!(80年代のメグライアンで

今となってはたくさんの方に拡散しやすいWebベースの掲載でよかったな、と思っています。
もしよかったらぜひ読んでください!

なぜ私たちは英語を学ぶのか?~翻訳家・エッセイストの村井理子氏に聴く、英語学習と翻訳の関係~


そして偶然にも同じタイミングで、英語授業の実践報告「大学英語授業におけるアクティブ・ラーニングの試み ーWorld Adventuresシリーズテキストを使用した実践報告ー」を寄稿した論集が届きました。
大学院時代からお世話になり、尊敬してやまない江利川春雄先生の退職記念論集です。

表紙がいい。オリーブの絵もかわいい。

中身もさることながら、表紙がすばらしい。
執筆者名が、ロゼッタストーンをモチーフに神聖文字、ラテン文字、ギリシア文字で並べられています。何度も見てしまう。

高校の英語教師をされている江利川ゼミの卒業生の方が無償でデザインしてくれたそうです。素敵!!

amazonで発売中(4,180円)です。オンデマンドなのでちょっとお高く感じますが、辞書並みの思った以上の厚さ(熱さ?)で、どれも読みごたえがあって、私もこれからゆっくり読もうと思います。

論文の枠内で思いのたけをつづることに挑戦

大学の非常勤講師生活の集大成として書きました。
(今年も講師はやりますが、いろいろ思うところあってコマ数は思い切って減らした)

がんばって書いたものが形になるのはうれしいなあ。
お花見を兼ねて桜の花の下で乾杯したい気分death!🍷

Kana


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