英語学習を樹木にたとえると


先日、目覚めたときにふと降りてきたことをシェアしてみます。

下手な絵ですが、まずは下の樹木を見てください。

つい絵で説明したくなる右脳寄り人間

英語を学習するとき、どうしても「単語力をつけてきれいな発音でペラペラ話す」ということを目指してしまいがちです。
もちろん使える英語にとって大切な要素ですが、それが中心になりがちではないでしょうか?

特に学校教育ではテストがあるので、点数やスコアや英検の合否などをとりあえずの目標にしてしまうクセもあります。

でもその要素(単語力、発音、スコア)を中心に学んでいるとなかなか伸びません。それどころがどんなに勉強しても話せないじゃん!とイヤになってしまいます。かつての私のように。

それは木でたとえると、幹(中心)が自分自身から出てくる(生まれてくる)ものではないからです。だから根っこも伸びず、本来の枝葉(単語力、発音、スコア)が身につきません。

先日の授業で庭師の石坂さんのセミナーを学生と一緒に観て、まずは自分の幹(自分が言いたいこと、具体的なモチベーション)を作ることが第一だ!ということがはっきりとわかりました。

つまり、「自分が話したいことは何?」「英語を使って(具体的に)どうなりたい?」を常に自分に問いながら英語を学ぶこと。これに尽きます。

英語学習と直接関係なくとも、この「母語での自分との深い対話」なくして英語を使えるようにはなりません。逆にいうと、「伝えたい」ことが出てきたらしめたもの。その「伝えたい」気持ちを幹にすることで学習が持続します。

ハンバーガーを注文したり、軽い挨拶をする程度なら、そこまでの自分との対話は必要ありません。でもそんな表面的なコミュニケーションはすぐに飽きてしまいませんか?

人間であれば、もっと話したい!もっと自分のことをわかってほしいし、相手のこともわかりたい!という気持ちが自然にわいてくると思います。

まずは自分自身から出てくる「伝えたい」ことを幹にして英語を学んでみてください。
「なんだそんなこと」と思うかもしれませんが、ここを意識するだけで英語力(いわゆる枝葉)はぐっと育ちます。根っこがしっかりしてくるからです。

私も忘れがちなことなので、自戒も込めて書いてみました。
必要な方に届くとうれしいです♪

Kana


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